矢上大元神楽団
概要
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沿革
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代表者あいさつ
現在の団員は、漆谷則夫団長以下男性9名、女性2名、職業も様々で年齢も20代から60代と幅広い集まりですが、古くからの伝統芸能の伝承に努めています。
神楽は、石見地方の大元神社の式年祭のときに(5年に1度)のみ行われていたもので、この式年大元神楽は日本神楽史上特異な地位を占めており、遠くは八幡紳以前より信仰の行事として伝承されてきていたと言われております。
矢上神楽団は、この大元神楽の系統を引いており、明治初年までは神職神楽として舞われておりましたが、明治4年に郷神楽として「矢上大元神楽団」が発足し現在に至っております。
舞の調子は「6調子」でゆっくりとした中にも壮厳な舞いで、古くからの伝統をそのままに伝えていくようにしております。
諏訪神社境内で夜を徹して舞う式年祭は、現在では4年に1度行われます。(現在はコロナ禍の為、見合わせ)また、広島県の旧大朝町、旧千代田町の方で舞われている神楽も矢上の神楽が伝えられたと言われていますが、現在は、「8調子」で新舞いとして盛んに舞われています。
明治42年1月26日東京座に出演して以来、大阪高島屋、東京三越劇場、靖国神社春季大祭、出雲 大社拝殿上棟式、奈良吉野新宮大祭、その他ハワイ、岩手、東京、福井、福島、大阪、広島などの各種行事やイベントに出演し、輝かしい伝統にふさわしく各地で名声を伝え、大元神楽の保存に努めています。
得意演目
八岐の大蛇、大江山、八また
保持演目
四方堅、御神卸、八また、磐戸、天神、恵比寿、神武、大江山、天蓋、熊襲、塵輪、鐘馗、八岐の大蛇、刹面、黒塚、剣舞
奉納(公演)予定
特になし。