剣舞

剣舞(けんまい)小幣を手に持ち、それを笠に見立てて舞う四人舞です。小足をきかし、衣をひるがえし、流れるように舞われる上品で優雅な舞いです。

神武

神武(しんぶ)古事記や日本書記などで有名な神話「神武天皇の長すね彦征伐」を題材にした演目です。神二人、鬼二人が四隅を巡りながら舞う、テンポのよい舞です。

御座

御座(ござ)御座はカミさまの座のことで、この舞いで使われる「ゴザ」にかけられています。舞い手は、半畳のゴザと鈴を持って舞いますが、後半の「とびの段」では、ゴザを前後しながらその上を何十回も飛び続けます。

天蓋

天蓋(てんがい)神殿に下げられた九つの天蓋を三人の引き手が掛け歌に合わせてあやつるもので、人の舞いではなく、その場に下り立ったカミさまが舞っているように見える演目です。神楽を楽しんでいるカミさまが私たちに見せてくれている舞かもしれません。